リスクが少なく、お得に株主優待が取れる方法があるって
聞いたけど、それってホント?
ホントだよ、〈 クロス取引 〉のことだね!
証券会社のHPでも紹介している安全な投資手法で
やり方を覚えれば誰でもお得に株主優待ができるよ💛
紹介していくよ~!
クロス取引は、リスクを抑えて株主優待を獲得するために使われる取引の手法のことです。
同じ数量・同じ価格で、「買いと売り」の注文を入れる方法でリスクを抑えます。
株を購入するうえで〈 株価の変動リスク 〉は付き物ですが、それを最小限にして、株主優待の権利を取得する方法として使われています。注意点も踏まえつつ、見ていきましょう!
【こんな人におすすめ】
・クロス取引について興味はあるものの一歩踏み出せない人
・クロス取引の仕組みについて理解したい人
・株主優待をリスクなくほしいと思っている人
優待 クロス取引とは
クロス取引とは「同じ会社の株を同じ数量・同じ価格で買いと売りの注文」を同時に行うことをいいます。
「同価格で同じ数量」の注文をすることがポイントです。
こうすることで、株価の変動リスクを抑えて株主優待を獲得することが出来ます。
注意点として、株主優待は貰えますが、配当金をもらうことはできません。
株主優待をもらうには
株主優待とは
株主優待とは、企業が株主に自社サービスなどの商品をプレゼントしてくれる特典のことです。
株の取引では、「売買差益(売り買いで利益を得ること)」と「配当金(企業が得た利益の一部を株主へ分配するお金)」だけでなく、株主優待からもリターンを得られることから人気です。
その企業でしか貰えない商品もあるので、優待で企業のファンになってしまうことも・・・
株主優待をもらう条件
株主優待は「権利付き最終日(株主優待の権利がもらえる最終日)」までに必要な株数を購入し、翌日まで保有することで受け取ることができます。企業によって優待が貰える株数が違ったり、株数に応じて優待のグレードが上がったりするので、購入をする際には、企業HPなどで確認しましょう。
わたしは200株持っていないと優待を取得できない「プリマハム」のクロスを初めてしたときに、間違えて100株しか注文してなくて株主優待が貰えないという悲しい思いをしたよ・・・
注文前はしっかりチェックしよう!
クロス取引の必要資金は?
最低でも担保となる保証金の「30万円」が必要となります。ですが、30万円でクロス取引をするのは正直心もとないです。
その要因について詳しく見ていきたいと思います。
保証金とは
「保証金」とは、信用取引(証券会社からお金や売買に必要な株式を借りて行う取引)を行う際に、証券会社に担保として支払うお金のことです。
「担保」なので、取引が終われば返金手続きをとることができます。
いくらあれば安心?
「40万円」あれば安心できます。 ※取得する優待によりますが今回は〈クロス取引をすること〉を前提に記載します
その理由として、「保証金」が関係してきます。
ポイントとなるのは、「保証金」
保証金 (30万円) = 代用有価証券 + 最低必要現金
代用有価証券:保有している現物株式を時価評価し、保証金として加えることができます。
※株式は、時価の80%の相当額を保証金として計算
【例】10万円の株をクロスしたいとき 32万円必要です
- 代用有価証券:クロス取引する株の価格10万円の8割 → 8万円
- 最低必要資金: 保証金最低額(30万円) ー 代用有価証券(8万円) → 22万
クロス優待のメリットとデメリット
メリット
継続的に株を保有しなくても、株主優待をもらうことができる
長い期間株を取得することは、所有期間様々なリスクを同時に負うこととなります。取得している企業が不祥事を起こしたり、社会情勢の変化などから株価は日々変動します。
しかし、クロス取引ではその価格変動リスクを抑えながら、株主優待の権利を得ることができます。
資金の拘束が一時的(クロス取引しているとき)なので、わたしは近い未来使うような現金で持っているお金をクロス取引の資金として利用しています。それも継続保有でしなくていいメリットだと思っているよ。
投資経験があまりなくても、やり方を覚えれば誰でもできる
投資をするにあたって毎日経済の情報にアンテナを張ったり、保有している商品の値動きを気にしたり・・・という印象があるかと思います。
クロス取引について言うと、株を購入するために上記のような情報収集は不要で専門的な知識も必要としません。
やり方を覚えれば誰でも簡単に株主優待をもらうことができます。
クロス取引をする際には、通常の証券会社の総合口座開設(銀行でいう普通口座みたいなもの)とは別に、「信用取引口座」の開設が必要となります。
信用取引口座の開設には一定の条件を満たしていることが条件となるので申込の際は確認をしましょう。
条件を満たしていない場合は審査が通らず、日興証券の場合は一度落ちてしまうと6か月間再度申込が出来ません。
デメリット
現物株のみ購入するよりもプラスでコストがかかってしまう
クロス取引は、〈現物の買い注文と信用取引の売り注文〉を同時に行います。そのため、手数料についても現物の買い注文での手数料と信用取引の売り注文の両方で手数料が発生します。今回は、用語の理解をしていきましょう。
【一般信用売り×現物買い でクロス注文をした場合】
信用取引の売り注文
・信用取引手数料:証券会社から株を借りるために支払う費用
※日興証券のダイレクトコースではこの手数料が〈無料〉です
貸株料:株を借りて売っている取引なので借りた日数分手数料が加算されます。
・現物の買い注文
現物株式手数料:現物株を購入するために支払う費用
日興証券でクロス取引をする場合
信用金利:証券会社にお金を借りることで発生する費用
→ 日興証券は、信用取引手数料が無料であるため、現物の買い注文ではなくあえて「信用の買い注文をして現引(証券会社のお金を借りて購入した株を自分のお金で買い取ること)」をします。
クロス取引できる銘柄が決まっており、現物で所有するよりも貰える銘柄数が少ない
信用取引で売り注文ができる銘柄は、証券会社によって異なり銘柄が現物に比べて限定されています。
クロス取引をする際には、信用取引の売りで対象銘柄を確認してから実施します。
クロス取引スタートしよう
クロス取引をするには、まず証券会社の口座開設をすること。
オススメは、操作の仕方・手数料の安さなど含めてダントツで「日興証券」です。
日興証券の総合口座の開設方法は、スクリーンショット付きで解説しています。
さいごに
我が家では貯金をクロス取引の資金として活用しながら、クロス取引で家計の出費を減らしつつも、たのしく暮らしています。Instagramでは、年間150以上の株主優待を取得するわたしのクロス取引のコストや到着した株主優待を紹介しています。
また、〈クロス取引のサポート〉やご質問もDMでお受けしておりますのでぜひ遊びに来てください。
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